フリーランスのカメラマンになる前にやって良かったこと、やっとけば良かったこと

まもなくフリーランスのカメラマンとして完全に独立してから2年が経とうとしています。

そんな2年間の経験もふまえて、今日はフリーランスになる前にやって良かったこと、事前にやっとけば良かったことをまとめてみようかなと思っています。

備忘録的な感じになってしまうかもしれませんが、もし参考になりそうなところは参考になりますと嬉しいです。

(写真は、安定の「ぱくたそ」さんからお借りしています)

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事前にやっておいて良かったこと

簡単なホームページ制作・SNS運営

独立する前にホームページ制作の仕事をしている時期がありました。専門の学校や講習を受けていたわけではないのですが、テンプレート型のホームページ制作から簡単なHTML・CSSの編集を独学で勉強するようになり、簡単なカスタマイズを行っていました。

クライアントとしては、個人経営のお店やNPOなど自分一人で制作・管理が可能なものが主でしたが、時おりチームを組んで制作をさせていただくこともありました。

またイベント運営やインターネットに関する講習会に携わる機会もありましたので、FacebookページやTwitterアカウントの運営・管理に関する技術も習得できました。

現在の仕事の中では、ホームページ制作の際の写真撮影をwebデザイナーさんから依頼いただいたり、記事を執筆するライターさんからの撮影依頼が一定の割合を占めています。

そのような際にある程度、ホームページ制作の仕組みやデザインの決め方などが分かっているので、制作の経験が無いカメラマンに対してアドバンテージを持っていると言えます。
ホームページの中でより宣伝効果が上がる写真の構図や利用しやすい構図を提案できるので、より写真のクオリティーを高めることができると思います。

ライター・ジャーナリストの経験

ホームページ制作とともに、ライターやジャーナリストをしていた経験も実はあります。

最近ではホームページ制作やホームページに掲載する記事に関する撮影依頼とともに、雑誌系の撮影依頼をいただくことも増えました。

基本的に雑誌は文章と写真のバランスがデザインとしても、内容としても重要になってくるのでここでライター経験が生きてきます。
編集者が写真に求めること、ライターが写真に求めることを理解して考慮しながら撮影ができるので、より全体的なクオリティーを高めることができます。

これは雑誌のデザインにも言えることで、デザイン的にも組みやすくより伝わる構図を考える土台にライターやジャーナリストの経験が役に立っています。

簡単なデザインの経験

先ほどいろんなイベント運営に携わらせていただいたと書きましたが、予算が限られる小規模のイベントですと、基本的に宣伝媒体(チラシ・ポストカード)を制作するのも自分たちでやることになります。

その際にチラシ・ポストカードなどのデザインをすることもかなりの割合でありました。そんなに凝ったものではなく、自分が撮影した写真や写真素材をベースにテキストを載せる程度の簡単なものですが、この経験が「デザインしやすい写真とはどんなものか」を理解するきっかけになったと思います。

カメラマンの撮影した写真はトリミングしたり、テキストを載せたりして活用されることも多いので、「自分が撮った写真がどのように使われる可能性があるか。どう撮れば活用しやすく、宣伝効果があるか」を意識することはとても重要です。

簡単なデザインで十分なので、写真を使って自分でチラシなどを作ることができれば「デザイナーに依頼してもらえる写真」を撮るための大きな武器になると思います。

宣伝方法を学んだこと

独立することを決めてから、ウェブの活用を中心に自らを売り出していく宣伝方法について一から学び直しました。

それまでの仕事の中でホームページやSNSの制作・管理をする技術はありましたが、これをいかに効果的に運用していくかが重要だったので、マーケティングやSEOについて学びました。

事務作業や税務、経営について学んだこと

フリーランスとして働く人に共通して重要なことであり、意外と落とし穴なのがこの「事務作業や税務、経営」というところだそうです。

確かにある程度の会社であれば、営業・総務・経営・現場と部署が分かれているもので、それを1人で全てこなさなければならないわけですから、大変な作業です。

特に自分もそうでしたが、カメラマンとなると現場経験はあっても税務や経営に詳しくない方も多いと思いますので、独立のための準備としてしっかりと学ぶことをおススメしたいです。

自分の場合は幸いにも近くに詳しい方がいたので基礎的なことは教えていただきましたが、それでも日々確認したり、勉強しながらこのような作業を進めています。
意外とこういった事務作業をそつなくこなせるかがフリーランスとしてやっていけるかを決めるターニングポイントになってくるのかもしれませんね。

やっておけば良かったこと

カメラマンとしての人脈づくり

カメラマンとしての独立を考えた後、ホームページ・SNSを中心に据えた宣伝戦略を立て、また前の仕事のつながりを生かして撮影依頼を獲得しようと考えていました。

しかし実際はネット関係の宣伝はある程度成功したものの、前職の関係での依頼はなかなか思うように入ってきませんでした。
今思えば、前の仕事の人間関係や得意先との関係はカメラマンとしての人脈ではないので(当然)、新たにカメラマンとしての関係作りが重要になっていたということです。
ここにもっと時間をかけるべきだったかと今にして思っています。

またフリーランスのカメラマンとなると、最初は1人で始める方も多いと思うのですが、デザイナーやファッション関係(レンタル衣装や小物)、撮影スタジオ・・・など関係の職種の人たちと協力する場面が多く出てきます。
こういう関係職種や関係機関の方たちともう少し早く協力関係が作れていればと今は振り返っています。

ネット以外の営業戦略を考えるべきだった

自分の仕事の依頼を振り返ってみると、ネット関係の宣伝効果はそこそこ上手く行っているのですが、口コミだとか紙媒体からの依頼が少ないのが現状です。

現在では写真教室や写真展を開催して、口コミなどのネット以外からの依頼獲得に向けて動いていますが、このあたりは独立前から戦略を練っておくべきだったと思っています。

自分はあまり積極的にはやっていないのですが、広告代理店や出版社などへの営業をかける方は早いうちから作品作りや人脈作りをしておくなど、準備が必要かもしれません。

写真を扱う技術をもっと身に着けておくべきだった

フリーランスカメラマンとして1人で全ての作業をやっていると、意外と重要になってくるのが「写真そのものの扱い方」です。

これは写真学校を出ている方は当然身に着けているのかもしれませんが、もともと別の仕事で写真を扱っていたのとカメラマンとして専門で写真を扱うのとでは全く別次元のシビアさが必要になることを知りました。

RAW撮影から編集、現像から始まり、データ管理とバックアップ、クライアントの意向に応じた納品など、「写真=商品」とする仕事だからシビアさは当然なのですが、1人で全てを管理しなければならないフリーランスのカメラマンにとってはとても重要なスキルだと思います。

これからフリーランスのカメラマンを目指す方へ

以上、2年間ほどフリーランスカメラマンをやってきて役に立ったことやこうしておけば良かったという点についてまとめてきました。まだまだ若輩者なので、参考にならないところも多々あったと思いますが、ご容赦ください。

実際にフリーランスのカメラマンとしてやってきて、一番強く感じているのが

「当然、写真は上手くないといけない。ただ、他に1つでもその人だけの武器がいる」

ということです。

少し前まではカメラマンと言えば「写真が上手く撮れる人」でした。フィルムカメラや初期のデジタルカメラの時代で言えば、「写真が上手く撮れること」=「特殊なスキル」でした。
しかし今では、カメラを始めたばかりの人でもある程度の写真が撮れる時代になりました。

その中でプロのカメラマンはもちろん「上手い写真を撮ること」が最低限求められますが、

「その写真を使ってクライアントに何を残せるか」

が重要な時代になってきていると思います。クライアントが一般の方だったら予想を超える素敵さで。会社からだったら写真を見た人がより買いたくなるような。そんなことが求められている時代なんだと思います。

もしかしたら「写真を撮る技術」よりも「そのカメラマンだけの武器=+α」が求められる時代なのかもしれません。

ただ、その武器はカメラマンそれぞれです。「誰よりもクライアントを笑顔にできる話術」でもいいでしょう。「魔法のような奇跡の色使い」でも素敵ですね。

ぜひそんな「自分だけの武器」を見つけてください。僕も頑張りますw

この記事が少しでも参考になって、ご一緒に写真業界を盛り上げていければ嬉しいです☆

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