Kenkoのレンズフィルター「ブラックミスト No.05」でポートレート撮影してみました

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少し前から導入を考えていたのですが、Kenkoから出ているレンズフィルター「ブラックミスト No.05」を購入しました。

この間、何回かポートレート撮影に使う機会があったのでその作例も含めて、ご紹介させていただきます。

使用カメラ:Sony αⅢ

レンズ:SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

レンズフィルター:Kenkoレンズフィルター「ブラックミスト No.05」(82mm径)

↓比較として、レンズフィルターなしの記事

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作例①(夕日の逆光)

それなりに強めの夕日を逆光で撮影した例です。

「ブラックミスト No.05」は、「ブラックミスト No.01」の約半分のソフト効果と言われていますが、強めの逆光だと十分な効果を得られる印象です。

「ハイライトとシャドウ部のコントラストを弱め、柔らかな描写」と商品説明がされていましたが、確かにオールドレンズのソフト効果とは若干異なり、メインの被写体はしっかりと描写されています。

光源部分はより強いソフト効果が出ますが、ピント面付近の描写は正確なので、全体的にソフト効果が発生するオールドレンズとの使い分けをすると良いかもしれません。

作例②(弱めの逆光)

薄曇りの逆光の中で撮影した作例です。

若干ソフト効果が効いていますが、あまり強くはありません。

ハイライトとシャドウのコントラストは弱くなっていて、少し柔らかい描写となっていますが、NO.01のフィルターの半分程度の効果という説明通りです。

作例③(夜景や点光源がある場合)

夜景との撮影(上)や点光源が近くにある撮影(下)の場合です。

ある程度の明るさの光源があれば、それなりにソフト効果が発生しています。

「レタッチ無しで映画のような雰囲気」という商品説明通り、このフィルターが威力を発揮するシチュエーションではないでしょうか。

下の写真のように弱めの灯りでも撮影場所からあまり遠くなければ、ソフト効果が発生します。

ただ、遠くの光源についてはソフト効果が弱めのためかそこまで効果は実感できませんでした。

もう少し光源が近くにある街なかや強い光源に向けて撮影すれば、描写は違ってくると思われます。

使用感・感想

何回かの撮影で使ってみましたが、程よいソフト効果で非常に使いやすいフィルターという印象を持ちました。

ある程度柔らかい描写を好む方は常にレンズに着けておいてもいいかもしれません。

夜景撮影についての作例がまだまだ少ないので、これからいろいろと試してみたいと思いますが、まさに「映画のような質感」を再現できるフィルターではないでしょうか。

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