金沢市内の観光スポットとして人気があり、定期的に様々な展示が行われる金沢21世紀美術館で「NAKED meets 千利休」が開催されています。
千利休が広めた「茶の湯」の文化を現代的に解釈し、映像や音楽で表現しようという面白いプロジェクトです。
金沢はお茶の文化も根強く残っているので、その土地で開催されるのも興味深いものがありますね。
入り口を入ると、簡単に展示の趣旨を説明するガイドが流れます。
係員の方の指示に従って数分間のガイドを聞いた後、本格的な展示室に案内される形です。
(基本的に展示室内は自由に移動ができますが、入り口の部屋と出口の部屋は係員の方に案内されるようになっています)
お茶の文化と言えば、屏風や茶室など室内装飾や道具も含めた表現が魅力です。
屏風を模したプロジェクションマッピングや光の表現にはなかなか圧倒されます。
壁に映し出されるプロジェクションマッピングのほか、なかなか興味深いのが実際に自分で体験できる展示が多いことでした。
上の写真は手の動きに応じて、波紋が発生するものでした。魚などが泳ぐ池を表現したものでしたが、まさに手で水に触れたかのように波紋が発生していきます。
このほか、混雑していたのでできなかったのですが、お茶をたてる動きに合わせてプロジェクションマッピングが動く展示やお茶の香りを楽しむコーナーも設置されていました。
見るだけではなく、実際に来場者が動いて楽しめるのでお子さんでも興味を持ってもらえるのではないかと思います。
どのプロジェクションマッピングも時間経過によって白黒からカラーになったり、曲が流れたりと工夫がされているので、ちょっと立ち止まって数分間待ってみるのもいいかもしれません。
若干の注意事項
ただ先ほども書いたように、入り口と出口の部屋での動きは係員の方に従ってとなります。
またおそらく、一方通行であることとシステム上から見ると再入場は難しいかもしれません。
後ほどの公式ページにもありますが、土日はかなりの混雑が予想され、場合によっては当日券が販売されない可能性があります。
平日もけっこうな混雑があり、それなりに人の出入りが激しい印象でした。
おススメなのが、前もってオンラインチケットを購入しておくこと です。
当日券より100円安いですし、QRコード読み取りだけで入場できるので当日券購入の混雑に巻き込まれなくなります。
また公式ページもご確認のうえ、行ってみてください。