ゴールデンウィークの最終日になりますが、かほく市の方に4月にオープンしたばかりの「KAJI FACTORY PARK(カジファクトリーパーク)」に行ってきました。

繊維産業の展示館のような場所で、工場見学やワークショップなどもできる施設です。また地元の食材を使った飲食スペースやファミリーで楽しめる公園のようにもなっていて、能登の玄関口のかほく市にできた新しい観光スポットのような位置づけかと思います。
ゴールデンウィークということで、特別に作られた鯉のぼりが展示してあったり、広場ではイベントや販売ブースも展開されていました。

長期休み中で工場も休止になっており、限定でライトアップを見ることができました。
工場の生産ラインそのものも近未来的な雰囲気を感じさせてくれますが、ライトアップされることでより不思議なカッコ良さを醸し出していました。
今後ライトアップはどのタイミングで行われるのか分かりませんが、定期的に見ることができたら嬉しいですね。


施設の入り口付近から工場のような設備が並んでいます。無機質な雰囲気独特のカッコ良さと言うのでしょうか、どこか近未来的なスタイリッシュさを感じさせてくれます。
写真の奥に写っていますが、1階は繊維を使った雑貨や家具、地元の特産品が並び、2階は衣服のセレクトショップが入っています。
ここだけの限定商品があったり、季節ごとの商品入れ替えもされるそうなので定期的に足を運ぶのも面白いかもしれません。


館内のどこにカメラを向けても画になります。
1階と2階がシームレスな構造で、立体的な作りがそうさせるのかもしれません。
model:yoko(Instagram)
こちらのパークがあるかほく市の大崎地区は昨年の能登半島地震で、液状化や地盤沈下がひどかった場所になります。
パーク周辺は被害は限定的だったようですが、地区の一部からお隣の内灘町に向かう道路沿いはいまだに被害の酷さが分かる場所も多くあります。
周辺の早期の復旧、復興を願いつつ、それでも多くの人が訪れることができるスポットが新たにできたことは能登について興味を持ってもらえる1つのきっかけになるのではないかと期待します。
