写真教室を開催していると多くの参加者の方から出されるのが「人を撮影したいんですが、どうやって勉強すればいいですか?」という質問です。
今年からはそういった方のためにポートレート撮影の写真教室も開催できればと思っていますが、「自分でも勉強してみたい!」という方のために、実際に僕が読んで大変役に立った4冊をまとめてご紹介したいと思います。
①ポートレートの新しい教科書
ポートレート撮影の基本の「き」からまとめられた「これからポートレートをやってみたい」という方におススメの1冊。
ポートレートを撮るときに意識することから分かりやすく解説されていて、ポートレート用のカメラの設定など基礎をしっかりと学べます。
そのあとはシチュエーションごとに気を付けることやスタジオでの撮影(ライティングなど)、画像加工の基本まで順に網羅されています。
とりあえず最初に1冊選べと言われれば、こちらを読んでポートレート撮影の全体像を掴んでおくと今後ものすごく生きてくると思います。
②ポートレートの悩みを解消する本
その名の通り、ポートレートに関する悩みを質問形式で答えてくれる1冊です。質問から探していけるので、実際に撮影をしてみて分からないことを調べるのに便利です。
個人的にとても役立ったのが、「モデルさんにポージングをどのように伝えるか」「ポートレートの背景処理と画作り」といった実践的な内容のところです。
ポートレート撮影の経験を積みながら、分からない点を確認したり復習したりできるので、いつもそばに置いておきたい1冊ですね。
③アイドルフォトの撮り方「フレーミング編」
アイドルや俳優さんなど多数のポートレートを撮ってきたトップフォトグラファー・青山裕企さんがまとめた「女性を美しく、可愛く」撮るための1冊。
個人的に青山さんは大好きなフォトグラファーさんなのですが、そのテクニックの一端を紹介してくれているだけでなく、ポートレート撮影をやっている方が利用することも多い「撮影会」のことにも触れられています。
その名の通り、ポートレート撮影でのバリエーションを増やしたり、構図づくりの引き出しを増やしたい方にはぜひ読んでほしい1冊です。
④光の魔術師イルコのポートレート撮影スペシャルテクニック
ポートレート撮影において重要なライティングやストロボなどアクセサリーを使った撮影について、分かりやすく説明されています。
ストロボを使った撮影やライティングの方法が分かるとポートレート撮影がより楽しくなりますし、表現の幅も広がるので挑戦される方は役立つ1冊になると思います。
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