新年明けての金沢周辺は雪こそ積もらないものの、すっきりしない天気が続いていました。
ただ今週半ばだけは晴れ予報ということで、朝日と白鳥を見に金沢市郊外の河北潟に行ってきました。
白鳥を見に行く前に、内灘町の蓮湖渚公園から河北潟越しに見る朝日を撮りました。
この時期の風物詩である雪山から朝日が顔を出す様子はなかなか荘厳なものがあります。
日の出や日の入りは一瞬なので、気が付けば一気に太陽が顔を出して辺りが明るくなってきました。
その後は河北潟の田園地帯を移動しながら、白鳥の群れを探します。
今日は放射冷却のため一気に冷え込んで、氷点下の気温となりました。あぜ道の枯れ草も凍り付く寒さです。
白鳥たちが休んでいる水田もすっかり凍り付いていますが、日の出とともに氷が解けて白鳥も飛び立つ準備を始めます。
今朝はプラントⅢから少しかほく市方面に行ったところに数羽がいて、イオンかほくやニトリのそばの水田に50羽くらいが群れになっていました。
白鳥の居場所は年々少しずつ変化しますが、ここ数日間を見たところによると、イオンかほく周辺の群れが一番大きいようです。
行動パターンとしては天気や気温によりまちまちですが、日の出の7時ごろを過ぎるとまず先発隊の数羽が様子見で飛び立ちます。
その後、8時~9時くらいにかけて少しずつ飛び立っていくようです。
水田を離れた群れは周辺の水田で餌を食べたり、遠くは羽咋市の邑知潟方面に向かったりしながら夕暮れにかけてまた河北潟周辺に戻ってくるようです。