
全国的な寒波が再びやってくると言われています。まだまだ雪国では冬の時期が続いていますが、太平洋側では河津様などの早咲きの桜の便りも聞かれるようになってきました。
石川県内では本格的な桜の時期が早くて3月末から、例年だと4月1~2週目となっていますが、3月中旬ごろに早咲きの河津桜や山桜が見られるスポットも実はあります。
今回は自分が撮影に行っている石川県内のスポット3つをご紹介させていただきます。
白山市蝶屋地区の河津桜並木

白山市の美川インター近くの蝶屋地区にある河津桜の名所です。
地元の方などがお世話をされているそうで、見ごろとなる3月2週目あたりからは数年前から「蝶屋桜まつり」という名称で多くの人が訪れます。
川沿いに密集して河津桜があるためとても見応えがあり、晴天で運が良ければ白山連峰も遠くに望むことができます。
安全に楽しんでもらう目的で並木の近くは駐車禁止となっており、近くの葬儀場の駐車場などが臨時駐車場として開放されているようです。

七尾市山の寺寺院群の山桜

七尾市街に田鶴浜道路を通って入ったすぐに山の寺寺院群があります。その中の實相寺さんの周辺にある広場で、山桜や河津桜が見られます。
広場を円形に囲んでいるのでどの角度から見ても花が美しく、見ごたえがあります。残念ながら能登半島地震で被害を受けた寺院や道路も多いため、安全に配慮しながら散策する必要があります。
山の寺寺院群は各所に散在する寺院と竹林などの自然との融合が美しいため、少し距離はありますが全域の散策をしてみてはいかがでしょうか?
駐車場は20台程度停められる観光駐車場(トイレあり)が寺院群入り口に整備されています。

県道27号線沿いの山桜並木(金沢市)

県道27号線で金沢大学から南砺市方面に向かい、戸室新保の埋め立て場が右手・山桜並木が左手にあります。
あまり人に知られていないスポットですので、ほとんど車の通行が無く落ち着いて散策することができます。
金沢市内からも車があれば比較的訪れやすいスポットとなっています。
