9月最初から石川県を盛り上げてきた「奥能登国際芸術祭」がまもなく22日で終わろうとしています。
スケジュールの都合などでなかなか行けなかったのですが、カメラ仲間からのお誘いもあって終了間際の今になってようやく会場の珠洲まで行く機会ができました。
かなり駆け足で会場を回ってきましたが、その中で特に自分がハマったものを中心にちょいちょいと紹介していこうと思うので、もしこれを見て「ギリギリだけど行ってみよう!」という方がいらっしゃれば嬉しいです。
No.28 さいはてのキャバレー準備中
以前定期船の待合スペースとして使われていた建物をそのまま使って、キャバレーのように内装に仕立ててありました。
会期中は週末などを中心にイベントなども行われていたので、その合間に行ってみるとまさに「準備中」の雰囲気が味わえます。
バーは渋さ抜群だったので、カメラ仲間に座ってもらってカッコイイ感じで撮らせてもらいました。
ちょっと珠洲市なので金沢からは遠いですけど、こんな建物が残っていたら撮影に使いたいし、かめらまんが殺到しそうですね(´ε` )
No.14 Something Else is Possible
珠洲市の中心部から少し東の方に行くと旧蛸島駅などがあり、その廃線路を利用して作られたモニュメントです。途中で線路が途切れており、その土台を利用して置いてあるのですが撮り方によってはずっと続いているかのような不思議な間隔が味わえます。
すぐそばには芸術祭のパンフレットにも使われていた廃列車が置いてあるのですが、草が生えすぎていて近づけませんでした・・・
それも合わせて撮りたかったのですが、草が少なくなる時期までおあずけみたいですので、また時期を改めて見に行ってみたい場所です。
No.26 潮流 - ガチャポン交換器 -
No.9 最涯の漂着神
No.1 時を運ぶ船
以上、お気に入りのものをいくつかピックアップして紹介させていただきました。
実を言うと珠洲は以前から何度も訪れていて、自然の豊かさや人の優しさ、珠洲焼などの文化が好きでした。
というわけで芸術祭が開かれると聞いたときには「あの自然豊かな場所に派手なモニュメントやアート作品を持ってきて大丈夫なのだろうか?」という疑いの思いが正直ありました。
今後、そういった作品がどうなっていくのかとか珠洲がどうなっていくのかは未知数ですので、まだまだ心配なことも多々あります。
ただ今回実際に現地に行ってみると、逆にその珠洲の素晴らしい自然や風景、生活にマッチする形で展示が行われているところが多く、作品が突き抜けている感じも意外と好印象でした。珠洲のもともとの素晴らしさがあったからこそ、これだけの作品の見せ方ができたのかもしれません。
今後、芸術祭が終わった後にどうなっていくのかはわかりませんが、いくつか残してほしいような作品もありましたし、これを機に珠洲や能登が盛り上がってくれると嬉しいです。
あと残すところ土日だけの会期となりましたが、もし興味を持たれた方はなかなか無い機会なので訪れてみてはいかがでしょうか?
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