スチールカメラマン&写真講師がSONYのVLOGCAM・ZV-1を使ってみました【Imaging Edge Webcamも】

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私事ですが、最近動画を撮る機会が増えてきました。

動画撮影はだいぶ前にやらせてもらっていたことはあったのですが、最近はまずスチール撮影(写真撮影)のみでした。

動画撮影の機会が増えてきた中で、機材を新たに導入しようと検討していたところ、少し前にSONYの方から発売された「VLOGCAM・ZV-1」が使いやすいという話を聞き、使うようになりました。

↓SONYの製品ページに飛びます(スポンサーリンク)

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1か月くらいですが実際に使ってみて、個人的な感想やいいと思った点、惜しい点についてまとめてみようと思います。

*カメラの基本スペックや使い方、技術的な面については多くのプロの方が動画を出されているのでそちらでご確認ください。

*動画の機材への知識、撮影技術については動画カメラマンに遠く及びませんので、あくまでスチールカメラマンの視点からという点をご了承ください。

後半ではつい最近SONYからリリースされた「Imaging Edge Webcam」についても触れようと思います。SONYのカメラをWebカメラとして利用できるソフトで、僕の場合オンライン写真教室やリモート会議で役立っているので、ご紹介してみます。

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ZV-1を使ってみての大まかな感想

1か月ほどZV-1を使ってみての大まかな感想は「これから動画撮影をしたい人、初心者の人が使いやすいカメラ」「設定や周辺機器を工夫すればハイアマチュアやプロも使えそう」です。

製品写真を見て頂ければ分かりますが、撮影や操作をしやすくするシューティンググリップや余計な音をカットするウィンドスクリーンなどを付属で付けることができます。

本体の操作ボタンもコンパクトデジカメらしくシンプルで多すぎず、直感的に使いやすい設計になっていると感じました。

いろいろなレビューでも言われていますが、「背景をくっきり⇔ボカすを切り替えるボタン」「商品レビュー用設定が一発でできるボタン」「美肌効果をプラスできるボタン」など、本来は別の機材や特殊な設定が必要な効果をボタン1つで切り替えられるのは、初心者にとっても安心だと思いました。

そのうえでLog撮影やHDR撮影など、ハイアマチュアやプロが使う機能も盛り込まれているので、動画作品を作りこみたい方や仕事として動画制作に関わる方も使える1台になっているのではないかと思います(いくつかの惜しい点については後で触れます)

作例

↓本体+シューティンググリップ使用。上はPP7、下はPP10 のプロファイルで撮影し、Adobe Premiere Proで編集しました。

金沢・主計町茶屋街【SONY ZV-1】
金沢・ひがし茶屋街の夜【SONY/ZV-1】

いいと思った点

①起動が早くてスムーズ

ZV-1では本体上の電源ボタンに加えて、バリアングルモニターを開くことによっても電源ONにできます。電源を切る時はモニターをしまえばOFFになります。

この機能のおかげで、カバンからさっと取り出して撮影したり、いい瞬間に巡り合ったときにすぐに撮影が始められます。

起動も早いので、さっと撮ってすぐに移動することもでき、旅行や街歩きのついでに撮影を楽しみたいという方にはかなりおススメだと思いました。

②小さくて軽い

コンパクトデジカメ全体に言えることですが、小さくて軽いので撮影が楽です。

シューティンググリップもあまり大きくないので、ちょっとしたショルダーバッグやカメラバックの片隅に入れておくこともできます。

僕はα7ⅢやNikonの一眼レフで動画を撮る時のサブとして使うことが多いですが、持ち運びしやすいというのはサブ機としてかなり有用です。

③音がきれいに録れる

動画を撮るとなると映像以上に重視されるのが音かもしれません。

高級な外付けマイクや専用の録音システムと比べると厳しいですが、ZV-1の録音マイクはかなり優秀だと思います。ウインドスクリーンが付属で付いているので風の音などもかなり軽減してくれますし、かと言って必要な話し声や環境音はバランスよく録音ができます。

バリアングル液晶のおかげでこだわる方は上部に外部マイクも設置できるので、音に関してはかなり調整しやすいと感じます。

惜しいと思った点

①バッテリーの減りが早い

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コンパクトデジカメということもありますので、仕方ない面がありますがバッテリーの持ちは一般的な一眼レフやミラーレス一眼には劣ります。

排熱も問題もあるかもしれませんが、だいたい通常時で45分程度の持ちと言われています。先日は炎天下の中で撮影してきたのですが、バッテリー切れになるのが早かったので温度にかなり左右される印象です。

長時間の使用を考える方は予備のバッテリーを準備したり、給電できる機器が必要になりそうです。

②移動しながら撮影するにはブレ対策が必要

何人かのレビュアーさんも指摘されていますが、ZV-1本体のみまたはシューティンググリップを付けただけの撮影の場合、慣れないとブレが若干気になるかもしれません。
(撮影に慣れているレビュアーさんだと特に問題なしという方もいらっしゃいます)

確かに強力な手振れ補正が付いていて、補正をアクティブにすればかなりブレは軽減されます(そのかわり画角が狭くなるという点が指摘されていますが・・・)

ブレを無くして映像作品として仕上げたい場合は、ジンバルなどの使用を考えた方が無難だと思います。

総評

いくつか気を付けるべき点や準備しておくこともありますが、全体的に言えば「高いスペックでまとまっていて、幅広い人が使いやすい1台」という印象です。

同じくSONYから出ている高級コンパクトデジカメ・RX100シリーズなどと比較されますが、こちらは動画に特化しており、価格も本体だけなら10万円を切るコスパの良さがあります。
もちろん写真もしっかりと撮れるので、旅行や街歩きにはかなり活躍してくれそうなカメラとなっています。

あと個人的にかなり使えそうだと思うのが、この後にご紹介するWebカメラとしての使い方やある程度固定しての使い方(商品レビューや料理、作業風景など)です。

映像にさらなるクオリティーを求めるハイアマチュアやプロの方は、バッテリー関係の対策やブレ対策は必須となりそうですが、周辺機器などをある程度揃えればコスパの高い1台となりそうです。

SONYのカメラをWebカメラとして利用できるImaging Edge Webcamについて

今年に入ってから新型コロナウイルスの影響で、リモートワークやWeb会議が増えている方も多いかと思います。最近はノートパソコンにWebカメラとマイクが内蔵されていたり、タブレットやスマートフォンであればすぐにテレビ電話が出来たりします。

基本的に通常のWeb会議程度では、画質などはそこまで求められないのですが、例えば僕のようにWebを使った写真教室などのセミナー、イベントをされている方にとっては可能なら画質にこだわりたい場面があります。

そんな時に手元にある一眼レフやコンパクトデジカメをWebカメラとして使えるのはかなり効率的です。

各カメラメーカーさんがカメラとパソコンをつないで映像を表示するソフトを発表していますが、このたびSONYでも正式にアプリケーション「Imaging Edge Webcam」が発表されました。

Imaging Edge Webcam | ソニー
Imaging Edge Webcamのサポートページです。ソフトウェアのダウンロード、使いかた、対応機器、Q&Aなどを閲覧できます。

こちらは上のページからアプリケーションをダウンロードしてインストールするだけで、SONYのカメラの多くがWebカメラとして使えるようになります。

もし純正のアプリケーションが無い場合、別の配信ソフトを使う必要があります。僕も以前は「OBS Studio」というアプリケーションを使っていました。
ただ若干設定に手間がかかったり、カメラやネット回線との相性の問題なのか途中で途切れることもありました。

今回発表されたImaging Edge Webcamはとてもシンプルなので、インストールしてカメラとパソコンをUSBで繋ぐだけで、zoomやYouTubeといった色んな場所で高画質が使えるようになります。

*使い方はシンプルですが、少しだけ確認すべき設定があるので、上記のページか解説ページなどもご覧ください

ZV-1とImaging Edge Webcamの相性がいい

これまでご紹介してきたZV-1とImaging Edge Webcamですが、オンライン写真教室などでかなり役に立っています。

基本的にzoomなどのオンライン会議に使えるツールは、「画面共有」という形で事前に準備した資料や写真などパソコンにあるデータを相手に送ったり、その場で見せることができます。

確かにこれはかなり便利な機能ですが、時には手元のものを見せたい時もあります。写真教室で言うと実際にカメラの設定を生徒さんに見せたり、操作方法をお教えする時などですね。

最初の方に書いたようにZV-1は「商品レビュー用設定」というものがあり、ボタン1つでこれに切り替えられます。この設定にしておくとマクロレンズまでは行きませんが、レンズの近くのものにピントが合いやすく、手元の様子を映しやすくなります。

レンズの前から商品を外せば素早く人物にピントが戻るので、手元と人物を交互に映すときなどはかなり便利です。
(顔認識や瞳認識が付いているおかげで人物にもすぐにピントが戻ります)

このオートフォーカスの早さ、正確さと画質の良さのおかげでオンライン写真教室もかなりスムーズに進められています。

こういったレビュー系の撮影や生配信、オンラインセミナーはZV-1とImaging Edge Webcamを使えばかなりやりやすくなりそうな気がします。

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