もの凄い勢いで進化するミラーレス一眼レフが思い出させてくれた写真を撮るために大切なこと

昨年のα7RⅢやα9の発売に加え、このあと3月下旬にはα7Ⅲというミラーレス一眼の発売を発表したSony。フルサイズミラーレス一眼というこの世界初の取り組みが今、カメラ業界を席巻しています。

一眼、ミラーレス時代。時代の主役は、一眼レフからミラーレスへ。一眼レフが長年成し遂げられなかった革新を実現したソニーのフルサイズミラーレス。一眼カメラの新基準へ。フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 III登場。

そして日本国内で年間を通して注目されたカメラに贈られる「カメラグランプリ」の2017年では、オリンパスのOM-D EM-1 MARK2ほか、オリンパス製のミラーレス用レンズが賞を贈られるなど、ミラーレス一眼の勢いが止まりません。

オリンパス : ニュース : 2017年 : 「カメラグランプリ2017」において「大賞」「レンズ賞」「あなたが選ぶベストカメラ賞」の3冠を達成のページです。

「ミラーレスなんてまだまだ一眼レフには及ばない」

そんなことが言われていた数年前をあざわらうかのように一気に、ミラーレス一眼が機能的にも一眼レフを追い抜こうとしていますし、僕の周囲でも買い替えを考えている人がかなり増えてきました。

そんな現状にずっとNikonの一眼レフユーザーである自分は複雑な思いです。「まだまだ一眼レフの方がこんなに優れているぜ」という記事を書こうといろいろ調べれば調べるほど、ミラーレス一眼の進化の凄まじさに心が折れるばかり・・・

しかしいろいろと調べ考える中で、どんなにカメラが進化しても大切なこと、むしろカメラが進化していい写真が誰にでも撮れるようになった今こそ、大事なことがあると再認識しました。そんな観点でまとめてみたいと思います。

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度肝を抜かれたミラーレス一眼の進化

当ブログで何度か書いていますが、僕もサブ機としてオリンパスのOM-D EM10を使用しています。

ミラーレス一眼 OLYMPUS OM-D EM10+Helios-44-2 58mm F2のオールドレンズ遊びが楽しい件
仕事ではNikonのカメラを使っている私ですが、普段のプライベートの撮影で使ってるのが、オリンパスのミラーレス一眼「OM-D EM10」です。 やっぱりミラーレスは軽いし、このカメラはファインダ...

ファインダー付きで小型で使いやすく、嫁さんとも共用しやすいものということで数年前から使っています。

ただ、「いいカメラだな~」と思うことはあってもメインで使っているNikon機を超える有用性は見いだせなかったので、あくまでスナップ撮影やプライベートで使うものという感覚でしかありませんでした。

そんな中でミラーレス一眼に度肝を抜かれる出来事がありました。

ある写真展で出展者の方がSonyのα9を持っていて、試写させてもらうことができた時のことです。

撮れているのか心配になるほどの静かな超高速シャッターとそれに対応した正確無比なAF、見やすいEVF・・・自分の知っているミラーレスとは全くの別物でした。

試しにポートレート撮影もさせてもらいましたが、正確かつ高速の顔・瞳認識AFやモデルさんにストレスを与えにくそうな小型ボディ、撮った写真も満足のいく色味と明るさでした。

「おい、マジかよ・・・」

自分のミラーレスに対する古い考え方を吹っ飛ばされ、「これからは確実にミラーレスの時代になる」と思わされた衝撃的な出来事でした。


ミラーレス一眼がこの間経てきた急速な進化と一眼レフに対する優位性については、いつも勉強させていただいている「写真のネタ帳」さんの方でかなり詳しく説明されています。

ぜひご一読ください。

我々は今、大きなパラダイムシフトの真っただ中にいます。それは「一眼レフからミラーレスへ」というシフトです。これは何気にカメラ史上の実に大きな変革です。今が一体どういう時代か、そして今後どうなっていくのか!?歴史的観点をふまえて包括的に解説します。

「写真を撮る能力」が横並びの時代へ

これからミラーレス一眼がカメラの中心になることはほぼ間違いないと言っていいでしょう。おそらくここ10年以内にそうなる可能性を今のミラーレス一眼は秘めています。

ミラーレス一眼の機能面での進化もまだまだ止まらないと思います。

今は露出(明るさ)を撮影者自身が絞り・シャッタースピード・ISO感度を設定して撮影する方法が主流ですが、より正確な露出計やコンピューター(もしかしたらAIみたいなものも)が搭載され、全自動露出合わせや全自動ピント合わせが当たり前の時代がやってくるかもしれません。

つまりそれは「写真を撮る能力」が横並びの時代=「誰が撮っても(設定上は)ハイレベルな写真が撮れる時代」が来ることを意味します。

本当に大切なこと

ではこれからミラーレス一眼全盛時代が来るだろうとして、完璧な写真が世の中に溢れかえるのでしょうか?

それは上で書いた 「誰が撮っても(設定上は)ハイレベルな写真が撮れる時代」 の(設定上は)というところがキモだと思います。

いい写真=機材力+構図力+フォトディレクション能力

に分けられると考えられます。つまり、機材の力(カメラの良さ)が限りなく高まっていくこれからは、さらにいっそう構図力とフォトディレクション能力が求められる時代になっていくと考えています。

構図力は、写真のどこに何を配置するか&何を入れないのかを判断して、自分の伝えたいことを写真という形にする力のこと。

フォトディレクション能力は聞きなれないかもしれませんが、撮影場所の選定や光の読み方、ポートレート撮影の場合はメイクやヘアメイク、スタイリング、被写体とのコミュニケーション能力も含まれると僕は考えています。つまりは被写体や撮影場所をベストに持っていく力のことです。

つまりこれからはいい写真を撮りたい場合、カメラの中の設定や撮り方というよりも、カメラの外の被写体をどのようにとらえて配置するか、被写体をいかにいい状態に持っていくかが問われる時代になるのではないでしょうか。

一眼レフは衰退していくか

最後に僕がずっともやもやしていた「一眼レフはこれからどうなるのか」という問いに対しての考えを書いておこうと思います。

結論から言えば、「おそらく今までの勢いは無くなって衰退する」 でしょう。

これはミラーレス一眼という革新的カメラが登場した今、致し方無いことだと思います。

ただ完全に無くなるかと言えば、根強い人気で残り続けるのは間違いないと考えています。

というのも、近年ではミラーレス一眼のような最新式のカメラが人気の一方、フィルムカメラやフィルムカメラ時代のレンズを使った「オールドレンズ遊び」もかなりの人気があります。

オートフォーカスも使えない、露出合わせも難しい、画質が悪い・・・などと今のカメラと比べると欠点だらけのフィルムカメラですが、逆にその「苦労して撮る喜び」「自分で使いこなしている感」が人気の理由のようです。

「上手い写真も撮りたいけど、カメラを操作しているのが楽しい」―。ある写真教室の生徒さんの言葉です。メカを操作する喜びやなんかカッコいい感じ、そんなのもカメラの楽しみの1つとして大切なことです。

おそらくこの大きくゴツイ一眼レフもその風貌のカッコよさと強さで後世に残っていくでしょうし、残ってほしいと強く願っています。

まとめ

以上、ミラーレス一眼の最近の勢いに感化され、この間もやもやしていたことをまとめてみましたので、読みにくい文章となりましたが、ご一読いただきありがとうございます。

各カメラメーカーさんにも経営や売り上げというものもあるので、やはり売れ筋の商品を中心に生産されると思いますが、個人的には一眼レフとかフィルムカメラ関係のものも残してもらえると嬉しいですね。

「カメラはいろいろな楽しみ方が出来て楽しい」―。そんな写真業界であってほしいと思います。

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