2022年も残り4日ほどとなりました。今年もブログの方をご覧いただきありがとうございました。
おそらく今年最後の撮影となりそうですが、加賀市の片山津温泉の方に撮影に行ってきました。
モデルさんに教えてもらったのですが、温泉街を見渡す山あいにある愛染寺と片山津温泉の湖畔の方で行われているイルミネーションイベントを見てきました。
愛染寺
片山津温泉街から少し山手に入ると、温泉街を一望できるように建っているのが愛染寺です。
もともとは600年以上前から金沢の兼六園近くに建てられていたという長い歴史を持つお寺だそうです。
ご住職によれば、愛染明王の名前を由来の1つとしていて様々な仏様に守られながら片山津温泉を見守っているとのことでした。
はめ込み式絵馬
お寺の1つの特徴が日本唯一と言われる「はめ込み式絵馬」です。
真ん中のハートを一度外して裏面に願いを書き込み、その後に元に戻して奉納します。実ははめ込み方が決まっていて、一定の向きでないとしっかりとはめ込むことができません。
ご住職が絵馬の由来や奉納方法、お寺のご紹介をしてくださるのでお話をお聞きしてから奉納を行います。
片山津温泉を見渡せるどこでもドア
今年にできたそうですが、境内には温泉街や片山津の湖を見渡せる場所に「どこでもドア」風のドアが設置されました。
いつもは鍵をかけて管理されていますが、お参りをした後にご住職にお願いすると鍵をお借りすることができます。
もともとは鍵は設置していなかったそうですが、ドアやその周りを汚す人や破損させる人が後を絶たないため、お参りをしてくださる方限定で開放することにしたとのことです。
確かにお寺はお参りすることが前提で、写真を撮るためだけに訪れる場所ではないのでしっかりとお参りさせていただいた後、短時間で撮影をさせていただくようにしましょう。
この日はあいにくの曇りでしたが、晴れた日は白山や湖の美しい姿を見ることができます。
春には桜も咲きますし、四季それぞれでいろいろな風景が見られそうです。
このほかにも護摩堂の中にはステンドグラスが飾られていたり、お寺の参道から上がるとハート型の入り口があったりと、訪れる方を楽しませてくれる場所が数多くありました。
ぜひ片山津温泉に訪れる際には足を運んでみてはいかがでしょうか?
イルミネーションイベント「光の禁断症状」
夜になるのを待ち、片山津温泉の湯の元公園入口から浮御堂までを使って行われているイルミネーションの方を見てきました。
こちらでは毎年、モニュメントの形や演出を変えてイルミネーションイベントが行われています。
規模的にはあまり大きくなく、宿泊客の方や総湯を利用した方などがちらほらと見に来られている程度ではありますが、落ち着いて見られるのでおススメです。
ただ今年の面白いところとしては、各モニュメントを自分のスマートフォンを使ってコントロールできるところです。
例えば一番上の写真のモニュメントでは、自分のスマートフォンで音楽を流すと音量が増幅されるのと音に合わせて光の演出が始まります。
このほかにもスマートフォンのライトを当てたりするとイルミネーションが点灯したりという仕掛けもありました。
ファミリーやカップルで訪れるとかなり楽しいかもしれませんね。
model:ayaka(Instagram)